AOP ―紫外線促進酸化装置―
紫外線を利用して水中の汚濁物質を酸化分解する
AOPとは、オゾン(O3)や過酸化水素(H2O2)塩素(CL2)などの酸化剤と紫外線を組み合わせることにより、強力な酸化作用を持つOHラジカルを発生させ、水中の汚濁物質を酸化分解する装置です。

特長
紫外線の分解力が大きい
- 185nmの光を出す水銀ランプを使用しているので難分解性有機物も効率よく分解できます。
活性炭の寿命が大幅に伸びる
- AOP反応により有機物の生分解性が向上し、またOHラジカルによる活性炭の再生反応が起きるので活性炭の寿命が大幅に伸びます
逆浸透(RO)やイオン交換での分離性が向上します
- AOPの酸化により有機物は低分子化し、イオン性を持つようになるため、ROやイオン交換での除去率が向上します
水銀ランプで発生したO3(オゾン)を用いることができます
- 地下水処理の場合、水銀ランプとの接触で発生したO3を吹き込むことにより完全な色度除去が出来ます
殺菌及び脱色、脱臭効果
- 有機分解のほか殺菌が完全に行われ、さらに脱色・脱臭も行われます